2009-01-01から1年間の記事一覧

丸投げ法

レジデント初期研修用資料より 分からないときの振る舞いかた 間違える、あるいは「放り出す」といったほうが正しいのかもしれないけれど、患者さんを診察して、その人の抱える問題に対して、主治医としてなんのアイデアも浮かばないときに、患者さんに対し…

「新聞読みません」 2ちゃん“ひろゆき”単独インタビュー

「新聞読みません」 2ちゃん“ひろゆき”単独インタビュー 7月30日13時5分配信 産経新聞■新聞は若者に受けない−−ネットの世界にいらっしゃる方からすると、新聞の現状はどう思われますか?「産経さんだってネットを使う仕事をしているので、そこで区分けをす…

システムから目をそらす

ビル・トッテンのコラムより金融崩壊によって、一般国民が家や仕事を失い始めているアメリカ社会で、オバマ大統領は、アメリカを支配している真の権力者たちがまさに必要としていた人物であったのだと私は思う。なぜなら、彼をしてアメリカ国民に、まだチェ…

ドラッガー流経営術

ずっと特定健診の検査会社のことを考えて疲れた、もっと患者を集めることだけに専念しよう。ユニクロ柳井正nhkわがドラッガー流経営術、今現在買い物をしてくれる客だけを客と捉えるのではなく、来店しない多くの人を顧客にするにはどうすべきかも考える。安…

「調剤指針」(日本薬剤師会編)

「調剤指針」(日本薬剤師会編)と「保険医及び保険医療機関療養担当規則」によると、内服薬は1日量、頓服薬は1回量、外用薬は投与総量を記載することになっている。

新型インフルエンザまとめ

レジデント初期研修用資料よりウィルスは紫外線で壊れる しょせんはタンパク質の薄い膜に包まれたRNA の粒子だから、日の光に照らされると、長くは生存できない。人から人への伝播が途絶えた状態で、何日間かすれば、その地域からは、ウィルスはいなくなる。…

満足度

購買というものは、つまるところはお金を支払って満足を買う行為で、業界が膨らんでいくときには、「安さ」とか、「よさ」といった価値パラメーターを満たした製品が最強なんだろうけれど、購買による満足度が伸び悩んでくると、恐らく「よさ」は力を失う。…

働きすぎと浪費の悪循環

1948年頃、アメリカ人の生活水準は高く、治安、教育、国民の健康といったどの基準をとっても他国を大きく引き離していた。それから60年がたち、アメリカ人労働者の生産性は当時の2倍以上になった。つまり、1948年の半分以下の労働時間で当時と同じ生産が可能…

希望を捨てる勇気

池田信夫ブログより 昨今の経済状況をめぐる議論で、だれもが疑わない前提がある。それはこの不況が、いずれは終わるということだ。日本経済にはもっと実力があるので、政府が景気対策で「GDPギャップ」を埋めて時間を稼いでいれば、「全治3年」で3%ぐらい…

筋骨格注射スキル

筋骨格注射スキル―注射の原理原則と部位別実践テクニック (単行本) Monica Kesson (著), Elaine Atkins (著), Ian Davies (著), 岸本暢将 (監訳), 山本 万希子 (翻訳), 萩野 昇 (翻訳)

一貫性の誤謬

レジデント初期研修用資料 経営が迷走した企業だとか、政府に対しては、「一貫性を持った対応が為されていない」なんて批判される。「一貫性なくしてビジネスに勝機なし」なんて断言する、成功した経営者もいる。こういう考えかたは間違っていると思う。成功…

失業は「自己責任」ではない

池田信夫ブログより 派遣村をめぐる論争は、ますます過熱しているが、その争点が「失業は自己責任か」という点に集中しているのは困ったものだ。これは湯浅誠氏が強調する点だが、問題の的をはずしている。有効求人倍率0.76という状態では、どんなに努力して…

否定しない外来対応

レジデント初期研修用資料より否定から決定的な対立が発生する 「あなたに抗生剤は必要ない」 「どうしてこんな時間に来たの? 」「あなたの病気は専門外だ」たいていの場合、主治医のこんな「否定」をきっかけにして、決定的な対立という状況が発生する。医…

再度問う。正社員のクビを切れる改革は本当にタブーなのか?

辻広雅文(ダイヤモンド社論説委員)「新しい労働のルール」の決定と運用は、今後、労使の対話に委ねられる方向に向かうだろう。国が法律でがんじがらめに縛る時代は、もはや過ぎ去った。 前々回の当コラムで、「正社員のクビを切りやすくする改革は受け入れ…

人権という迷信

池田信夫ブログより きのうの記事がわかりにくかったようなので、少し補足しておこう。「基本的人権」を信じる人にとっては、人権を売買するというのは許しがたい発想だろうが、そんな不可侵の重大な権利が「生まれながらに万人に等しく与えられている」とい…

ソーシャル・キャピタル

池田信夫ブログより 派遣村についての短い記事には驚くほどの反響があり、毎日のように取材が来る。きょうもCSの番組で話したが、気になったのは私が「労働を市場原理にまかせればすべてOK」と主張していると受け取り、「市場原理主義」を批判するパターンが…

医療交渉のこと

レジデント初期研修用資料より 医師向けの交渉マニュアルみたいなものが欲しいな、というお話し。医師という人種について 冷淡で、尊大で、独立心が強い。たいしたことを話すわけでもないのに、出会ったその瞬間から、 「あなたの問題点は全て把握済みである…

負けかた上手の時代

レジデント初期研修用資料より勝ち戦の上手 恐らくは医療という業界は、ごく最近に至るまで、それでもずっと「勝って」いたんだろうと思う。業界全体が「勝って」いるときには、多分より大きく勝てる人が支持される。勝ち戦の上手は、受け入れやすい、きれい…

奴隷制の効率性

池田信夫ブログより 年末年始のNHKニュースは、「派遣切り」などの雇用企画で埋まっていた。「朝まで生テレビ」でも雇用規制強化の大合唱で、民主党の枝野幸男氏が「労働者派遣法の改悪に賛成したのは間違いだった」と反省したそうだ。かつてこういう日本的…

負の所得税

池田信夫ブログより 最低賃金法の改正案が、国会で審議されている。労働組合などからは「これではワーキングプア対策にならない」「最賃を一律時給1000円に引き上げろ」などの要求が強い。しかし当ブログでこれまでにも説明したように、最賃規制は労働需要の…

負けかた上手の時代

レジデント初期研修用資料より 恐らくは「大きく勝つ」のが得意な人と、「なるべく小さく負ける」ことが得意な人とがいて、それぞれに求められる能力は、根本的に異なっている。「勝ちの流れ」を引きずって今まで来た業界には、「負けの上手」がいない。これ…